2021年03月06日

セイコーマート関連動画



posted by 瀕死の北海道経済への処方箋ブログ at 19:40| セコマ・セイコーマート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月12日

このまま行けばピンチだったセイコーマートに風が吹き始めた。



ツイッターに主力を移したので、あまりブログ記事は書いていなかったのですが、結構読んでくださっている方がいるのでブログの方も再開していく予定です。実際、大抵の事はツイッターで書けるし、現代人は長い文章を読まない傾向にあるのでブログにこだわる必要が無いと感じていたのですが、長い文章で体系的に書いていかないと伝わらない事柄もありますし、古い記事を結構読んでもらっていて、そんなに読んでもらっているのならアップデートしなきゃいけない内容も多いなと感じたわけです。

では本題、セイコーマートの記事です。以前、ここで書いていた内容とコンビニ業界の状況はさほど変わりません。で、今回はセブンイレブンの24時間営業問題でセブンの鉄壁のビジネスモデルに綻びが出たという事ですね。個人的な感想を言えば、ビジネスモデル転換が訪れるのはセブンが沖縄に出て全国出店が完了し、前年比売上が厳しくなってくる2020年以降で、おそらく3年後ぐらいからと思っていましたが、だいぶ早かったですね。で、それまでセブンは1年に1000店ペースで出店し、北海道は日本の5パーセントの経済規模と言われますから、年間50店は北海道での出店を行い、それにプラスアルファを加えてファミマの出鼻を挫く意図で好立地に金をかけて出店するのだろうなと理解していました。現在、北海道ではセコマが1100店で、セブンが1000店超ぐらいなので、このペースでいけば3年後には店舗数が逆転できるので出店攻勢というのがセブンの目論見だったのでしょう。この動きに対抗すべくセコマも札幌中心地での出店やエキナカ出店にも乗り出して来ました。セコマは単価が低いので、家賃が高い中心地での展開は不利ですが、戦略的に出店をして店舗数逆転を防ぐ動きに出た矢先に、セブンのフランチャイズ反乱が起きたのでセコマとしてはラッキーでした。セブンにとってセコマは目の上のたんこぶなので、是非、北海道での首位逆転をしたかったのでしょうが、無理して資金をかけて北海道のトップを取る事がどれだけ意味がある事かと考えた時には本質的な意味は無いと判断する方が妥当でしょう。一方、セコマは北海道トップのコンビニというのが名刺がわりになるので、メーカーとして本州に売り込む上でも首位は守っておきたいのが本音でしょう。ただ、年間数億の赤字を出す店舗部門で出店攻勢をかける事はセコマグループ全体の投資政策としてはバランスを欠きます。泥沼の首位防衛決戦に止むを得ず突入しようとしていたセコマはもっと有効な部門に投資を出来るので命拾いしました。また、楽天やLINE、日産などの有名企業がセコマとタイアップしようとするようになったのは大きいですね。北海道の昨年9月の大地震での「神対応」でイメージが良くなったのが大きいのでしょう。また、24時間営業が問題になった今年になって営業時間にこだわらないセコマの評価が上がったのも大きいです。実は、セコマに24時間営業が少ないのは、少なからずチェーンの指導力が全国チェーンと比べて劣っている事にありました。フランチャイズから直営化される店が増えても傾向は変わりませんでしたが、この1年で24時間営業をしない方が先進的というように周りの評価が反転したのはラッキーでした。全国的な認知度が上がれば、札幌中心地等家賃が高いが観光客にも目立つ立地でも商売ができるようになり、全国大手が強い都心立地でも優位に立てるでしょう。以前にも書きましたが、セブンはセコマとの直接対決では勝てると思っていません。理由はセコマの収支分岐点売上が低く売上が少なくても店舗が存続できるからです。なので、セブンはローソンの店舗数を削り、ファミマの出店を抑える事で、セコマと直接対決しないで北海道の首位店舗数だけは頂くイメージで動いていましたが、逆にセコマの方から都心部でプレッシャーをかけられる形で競争が推移するでしょう。


posted by 瀕死の北海道経済への処方箋ブログ at 15:14| セコマ・セイコーマート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月31日

セイコーマートの反転攻勢が始まった!

今年に入ってセイコーマートの動きが活発化している。

・冷食製造参入

・ATMの過半数店舗での導入

・楽天ポイント付加

・電子マネー「ペコマ」導入

・ランドマーク施設付近への出店


セブンイレブンが北海道千店舗を達成し、目の上のタンコブ、セイコーマートを上回る事を最大の目標としている。当初、セブンイレブンはセイコーマートを直接潰す為に、至近距離への出店を繰り返していたが、セブンイレブンより収支分岐点売上が10万円以上低く、中々閉店に追い込めないどころか、逆に売上不振に陥るセブン店舗が増えた為、セコマとの直接対決よりも、ローソン、サンクスを潰して、店舗数だけでもセコマを上回る路線に切り替えた。その為、札幌や都市部での出店に偏重する形になった。このような歪な形の出店政策で、一般消費者はセブンに飽きてしまうし、自社競合も激烈になる。現に北海道のセブンイレブンオーナーは自前物件で始めたが、売上不振の為、セブンの用意した土地店舗への移転を促される事が増えている。こうなるとコンビニオーナーというより、コンビニ下請社員になるようなものだが、良い立地で収益が増える事のメリットも大きいので、セブン本社の要請に応じるケースも多いようだ。新規出店や移転政策で北海道千店舗に漕ぎ着け、店舗数を百店舗以内に縮める所まで迫ったセブンだが、セコマと同じ千百店舗の達成は相当厳しい。というのも、セコマが積極的に出店してこなかった時計台や釧路和商市場などの観光地やランドマークでの出店をにわかに強化しだしたからだ。セコマはセブンが特に強かったJR札幌駅への参入も決めたとされる。セブンの強い都市部での切り崩しに乗り出したわけだ。とにかく、数でセコマとの差を詰めたいセブンに対し、セコマはインパクトのある立地への出店、つまり強力な旗艦店を次々開店させる事でセブンイレブンの追撃ムードを削ぐ狙いもある。一方で、セコマはセブンやローソンが撤退した立地への居抜き出店も加速させているので、サンドイッチ作戦とも言える。また、北海道大学構内のセコマ出店は北海道のコンビニ絡みのニュースでは今年一番の話題になりそうで、北大卒業生の少なくない数がセコマに入社しているという関係性の上での出店でもある為、全国大手には真似が出来ない。


しかし、セコマの繰り出した政策で一番大きいのは冷食参入だろう。おそらく、セコマ店舗のレイアウトはアイスクリームが充実している為、今でも冷凍ストッカーが多いが、冷食が充実するとさらにこれが増える事になる。年末にかけて、さらに進化した新店舗が出てくる事になりそうだ。実はコンビニにとって最重要商材の一つがアイスクリームだ。なぜなら、溶けるので家の近くで買うしかないし、スーパーマーケットにも負けない。冷凍食品はこのアイスクリームと同じ流通経路が使えるし、商品特性上アイスに近い。セコマのミニスーパー的な品揃えに厚みを持たせる事ができる。また、冷食はセブンのストロングポイントでもあるので、強みも削る事が可能だ。


セブンはかなり急激に店舗を伸ばしたが、内容をよく見るとJR北海道のキヨスクのセブン化のような特殊要因や札幌中心部への歪な出店で上乗せしている傾向が強い。セコマも店舗数だけなら、別働隊のハマナスクラブのセコマへの切り替えを徐々に行なっていく事もできるし、エキナカなど今までセコマがやってこなかった立地に積極的に出て行く事でセブンの売上を切り崩せる余地もある。セコマの牙城はなかなか強固で、過去にもセブンが店舗数を百店舗以内に縮めた事があったが、結局は振り切られてしまった。そもそも、そんな簡単な相手なら、セブンがセコマの商品政策をパクリまくるなんて事はしないはずだ。
posted by 瀕死の北海道経済への処方箋ブログ at 10:44| セコマ・セイコーマート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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