・韓国の仁川国際空港に取られた需要を取り返せ
韓国の政策担当者は実に優秀だと思う。東南アジア等から北米に向かう場合、大抵の便は韓国周辺を通るからだ。それに加えて、日本の各地方空港からの定期便を結び、北米・欧州へのトランジットがしやすい状況を使った。しかし、日本の地方空港から見ると、無駄な移動で仁川に行ってから飛び立つので、日本の航空政策としてはよろしく無い。そこで新千歳空港の滑走路3本体制によって、仁川国際空港から日本分の需要をお返し頂く事になりそうだ。羽田・成田、関空・伊丹、中部国際は三大都市圏自体の航空需要賄う事になり、余裕が無い福岡空港も差し引くと、仁川に取られた需要を取り返せるのは、新千歳、仙台、そして、南向けの那覇ぐらいだ。となると、現時点で需要が逼迫している上、第3滑走路をコストをかけずに(防衛面を犠牲にしているかもしれないが)設置できる新千歳が浮上する。北米・欧州航路、特に、北米の中部、東部は北海道を通るのが最短だ。また、その立地の良さに根ざした国際ハブ構想を後押しするのが、苫小牧IR構想なのだと思う。また、カジノがある場所に抵抗感がある人にとっては、北広島のボールパークが魅力と映るかもしれない。仁川にもカジノがオープンしたが、多様性で言えば、新千歳空港の方が勝るようになるかもしれない。仁川カジノには場外馬券売場があるが、高速道路で30分近く行けば門別競馬場という本物の競馬場がある。特に、東南アジア諸国の人達から見ると、冬場の雪自体も魅力的だ。北海道自体が目的地であっても、トランジットついでであっても、アジアでトップクラスのエンターテインメント地帯になる可能性も秘めている。
航路は実際の航路でなく、あくまで最短距離

